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2020/4/23 雑談思い出

サイボーグおばあちゃん(②にしかわ編)

高校1年の時でした。高校1年生の時に同じクラスに私と同じラグビー部の部員、西川という友人がいました。
普段はとても温厚なのですが、ある朝、学校で西川が怒って私に詰め寄ってきました。
「森田おまえ、何で電話してけえへんねん。わざわざ名前まで変えたのに!!」
西川の話を再現すると以下のようなことでした。

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西川「森田さんのお宅でしょうか。新一さんおられますか?」
祖母「新一はおりませんが、どちらさん?」
西川「西川といいます」
祖母「えっ、どちらさん?石川さん?」
西川「いいえ、西川です。」
祖母「はい、はい、石川さんですね」
西川「いいえ、西川です。に・し・か・わです」
祖母「いしかわさんですか?」
西川「。。。。。。。。」
祖母「いしかわさん?」
西川「はい、石川です。新一くんが戻ったら電話をするように言ってください」
祖母「はい、わかりました。」
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(数時間後)
私の帰宅が遅れ、私からの連絡がなかったため、西川はもう1度、電話をかけてきます。
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西川「森田さんのお宅でしょうか。新一さんはもう帰ってますでしょうか?」
祖母「新一はおりませんが、どちらさん?」
西川「・・・・・・にしかわ・・・・えっと、いしかわといいます」
祖母「はい、はい、石川さんですね」
西川「新一くんが戻ったら電話をするように言ってください」
祖母「はい、わかりました。」
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そして私からの電話は無かったということでした。

私は電話があった事を祖母から聞いていなかったことを彼に説明し,あやまっておきました。

そして、家へ帰って祖母に詰め寄りました。

「あばあちゃん!!昨日、『いしかわ』から電話あったやろ!なんで教えてくれへんねん?」
そしたら祖母は言いました。「いしかわ?・・・・・・・知らんで、そんな人」そして、また腕を降り始めました。

未来の国際エースパイロットなど一蹴、おばあちゃんの眼中にはありません。ただの霞ですらないのかもしれません。

あばあちゃんは無敵でした。
(つづく)

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