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2020/5/10 雑談思い出

サイボーグおばあちゃん(③突然の事故編)

   動きがどことなくマシーンのような無敵おばあちゃん。そんなおばあちゃんに事件がありました。私が社会人1年目か2年めの時でした。祖母は晩年も腕の振りは相変わらず30cmを保持していましたが、視力を落しめがねを掛けておりました。そのアばあちゃんの活動には不可欠であったメガネ。

そのメガネを、なんと!当時小学生だった弟が、夜中に部屋を移動する際に、部屋の片隅に置いてあった祖母の大事なめがねを踏んでしまったのです。

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レンズは無事だったものの、そのセルで出来ていためがねのフレームはレンズとレンズの間、ちょうど鼻の真上のところでまさに真っ二つでした。(プシュー・・・・おばあちゃん。電源オフ)

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そんな騒ぎを聞きつけ、パワーダウンしている祖母の所へ親父がやってきました。実家の家業の関係で、周りにはさまざまな工具や材料があります。さらに、親父は何でも自分で作るのを趣味にしております。携帯電話が存在しなかった時代に、携帯電話のようなものを作っていたくらいです。

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親父はふたことみこと言ったかと思うとめがねを直し(?)始めました。そして直り(?)ました。割れた接合部近くに1つずつ穴をあけ、表裏から鉄板で押さえをし、その鉄板ごとねじ止めをしてしまいました。確かに・・・・・・めがねは元の機能を取り戻しました。
祖母がめがねをかけました。「前より良く見えるようになった」祖母はわけのわからないことを言ってましたが、おそらく長い間拭いていなかったレンズを拭いたせいだろうと思います。

それから祖母の機能は戻り、腕が静かに振られ始めました。

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